ニューロフィードバックとは

ニューロフィードバック

ニューロフィードバック(Neurofeedback)は、脳波計や脳波デバイスで脳波をリアルタイムで測定し、その脳の活動・信号を被験者自身がリアルタイムに確認(フィードバック)することで、脳の活動を学習・トレーニングし、効率的に脳と付き合う方法を見つける手法です。近年は安価な脳波デバイスの登場もあって、ニューロフィードバックを活用して、より効果的に社会活動を行う事が注目を集めています。

また、脳内の神経伝達物質の乱れなどによって起こる精神疾患にニューロフィードバックを活用した治療の方法なども、その有効性を含めて研究が盛んになっています。下記は、ニューロフィードバックでの治療が研究されていて、その効果が注目されている代表的なものです。

  • うつ病、不安障害
  • ADHD
  • てんかん

ニューロフィードバックでは、計測した脳の活動をモニターで視覚情報として出力したり、イヤホンから音情報に変換して出力したりして、本人にフィードバックすることが一般的です。フィードバックされた脳波の情報を基に、目標とする脳の活動になるよう考えるなどして、精神的健康な状態を作る事をトレーニングします。

脳波デバイスでのニューロフィードバック

ハコスコ社が提供するスマートフォンアプリ「GoodBrainアプリ」では、脳波を活用したヘルストラッキングや瞑想プログラム、また脳波の計測など、簡単にニューロフィードバックを活用する事ができます。また、遠隔複数人の脳波を計測できるグループ計測機能を使って、チームスポーツなどの集団で行動するケースでの脳波計測など、幅広く活用できるのも特徴です。

この「GoodBrainアプリ」に対応した脳波計測ヘッドバンドが「FocusCalm」です。「FocusCalm」は、ヘッドバンド式で頭に装着してスマホに接続してアプリを起動するといった僅か数分でニューロフィードバックを始める事ができます。

さらに、「FocusCalm」デバイス本体の価格も税込32,000円と、安価に購入できる点も大きな特徴です。

「GoodBrainアプリ」の一部の機能には未対応ですが、NASAやマサチューセッツ工科大学でも利用された実績があり、「FocusCalm」と同価格帯(税込39,900円)の脳波計測ウェアラブルデバイスが「Muse2」です。

「Muse2」は脳波計測に加えて、心拍数測定、動作測定(加速度センサー)、呼吸測定の機能が搭載されており、ユーザーは瞑想時のリラックス度や息遣い、姿勢の情報などを即時に取得できます。また、ハコスコショップから「Muse2」を購入した場合はオリジナル日本語マニュアルが付属します。

「FocusCalm」や「Muse2」のように数万円で、かつ頭に装着するだけで簡易に脳波計測とフィードバックできるデバイスが登場したことで、研究所などの限られたケースだけでなく、一般家庭でもニューロフィードバックができる環境と整ってきています。このような安価で高機能なデバイスの登場もあり、ニューロフィードバックの普及と可能性の広がりが期待されています。