忙しい毎日を過ごしている現代人。毎日帰宅が遅くてゆっくりとお風呂に入り湯船につかる時間がない、一刻でも早く眠りたい、シャワーだけで十分、となりがちですよね。
のんびりとお風呂に入りたいなあ、と思うときにこころやからだは何を求めているのでしょう。体が疲れているとき、寒い外から帰って来たとき、お肌のために、リラックスしたいなどなど。
お風呂にはいったら「あー気持ちよいなあ」と感じているときにからだはどのようになっているのでしょう。あまり考えたことはないですよね、「気持ちよいし、それだけでいいじゃん」。そう、それでよいと思います。頭が空っぽになってほわんとして、ただただ解放感を感じてリラックスしたい、実はそれが湯船につかっている効果のひとつなのです。
無意識でも意外と緊張しているからだとこころ。 どっぷり疲れていると感じるからだとこころ。
湯船につかると「ほ~っ」と全身がゆるむ感じがして、思わず「極楽ごくらく」とつぶやいてしまったりするあの気持ちの良さ。
この気持ちと肉体がゆるんでいる感覚が大きなメリットなのです。
何気なく感じている「あー気持ち良いなあ」は実はいろいろなことが体のなかや外でおきていています。
温かいお湯につかっているときには血管が拡がり血行がよくなり、血中の酸素や栄養素がからだ全身に巡り渡り新陳代謝が上がります。体内の老廃物が排出されやすくもなるため、疲労から回復しやすくなる効果があります。人は心地よいと感じたとき脳からリラックスホルモンが分泌されほっとした気分になるといわれています。
お湯の水圧はむくみを軽くしたり、浮力が筋肉や関節への負担を軽くするので体がリラックスします。また毛穴が拡がり肌の汚れが落ちやすく角質もはがれやすくなるので美肌効果も期待できます。
こころとからだの緊張がほぐれお肌もきれいになるお風呂はメリットがたくさん。
忙しい日々のなかで、例えば少し早く帰られた日や週末などから習慣化していけるといいですね。
リラックスとデトックスが出来る素晴らしいお風呂習慣始めましょう。
できることから少しずつ。